スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

空洞の空っぽの何もない


転ぶと軽く響く音がした
わたしの中で音がはね返って
あちらこちらを跳んでまわった
空洞のからっぽの何にもない
光って見えたものを蓄えただけ
反射しただけだったのかもしれない
気づいたら無くなっていたから

お腹は空いていない
ただ心臓のまわりの風通しがよくて
中心がひやりと凍える
わたしは体が硬いから
そんなところまで手は届かない

多分誰かなら届くのだろうけど
あいにく部屋から出ようと思わなかった
真夏でも独りの部屋は涼しくて
真夏でもわたしの中は冷たくて
気づいたら心地よくなっていたから

ノイズがわたしを外に出そうと
波のように押し返してくる
味方だと思っていたのに

無音になったこの部屋には
わたし以外何もない
わたしの中には冷たく動く心臓だけ

空洞の空っぽの何もない
スポンサーサイト
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック:

この記事のトラックバック URL

 | ホーム |  page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。